TAC取手グリーンスポーツセンター

スタッフブログ

2025-03-30:コンディショニング系プログラムで、よみがえる身体

4月。日差しが少しずつ強まり、冬の間、力を蓄えていた草木が一斉に芽吹く季節。進学、異動等で、生活環境が変わった方も多いのではないでしょうか。この機会に、気持ちも新たに運動を始めてみようかと考えている方もいらっしゃることでしょう。

 

皆さん、こんにちは。健康相談室の永松です。健康相談室には、新たに運動を始めたい方や、しばらく休んでいて運動を再開したい方が相談にこられます。相談員は、ご来室された方の歩き方や姿勢をよく観察し、動きにぎこちなさがみられる場合は、関節の可動域テストを行うことがあります。

 

ご来室される方の中には、整形外科等に通院されていて、関節に何らかの機能的な(筋肉の動きや神経の)制限がみられる場合があります。機能的な制限であれば、運動で調整できる可能性がありますが、器質的な(骨の形状の)制限がみられる場合は、運動で治すことはできません。筋肉の動きや神経を調整し、少しでも関節に負担がかかりづらい動きに調整することで、症状の緩和を目指します。

 

そこで、新たに運動を始めようとする皆さんには、まずは「正しい動き」を身につけていただきたいです。ここでは、健康の観点から、「正しい動き」を、「関節に負担の少ない動き」と定義します。成人のヒトの身体には、およそ210個の骨があり、骨格を形成します。骨格を動かすのは関節ですが、関節は骨の形によって、それぞれ動きが決まっています。いろいろな方向に動かせる関節もあれば、一定の方向にしか動かせない関節もあります。こうした関節個々の動きの特徴を覚え、その関節に負担の少ない動きを続けていくことが、疾患を予防し、いつまでも元気に動き続けるための秘訣です。

 

一方で、特定の動きを繰り返すスポーツでは、よく動かす関節に負担をかけてしまうこともあります。こうした場合でも、「関節の動きを正しく調整する」ことで、スポーツ障害を減らし、ひいてはパフォーマンスアップにもつながります。

 

 

こうした「関節の動きを正しく調整する」プログラムが、「コンディショニング系プログラム」です。TAC取手グリーンスポーツセンターでは、「コンディショニング系プラグラム」の定期教室を多数ご用意しております。新たに運動を始める方、お身体に不安のある方は、まずは、「コンディショニング系プログラム」から運動を始めてみてはいかがでしょうか。ご自分に合ったプログラムを見つけたい方は、総合受付や健康相談室にご相談ください。皆様と一緒に、楽しく、健康に運動できることを心待ちにしております。

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