2024-09-22：グリスポ初のパラスポーツイベント準備中②

皆さん、こんにちは！　健康相談室の永松です。いよいよ、取手グリーンスポーツセンター初のパラスポーツイベントが2週間後に迫ってきました。今回は、講演者の山口 凌河（やまぐち りょうが）選手と聞き手の高田 朋枝（たかだ ともえ）さんに、少しだけお話しを聞いてしまいます！　お二人とも、ゴールボールのパラリンピアン。どんなお話が聞けるでしょうか？　それでは、山口選手、高田さん、よろしくお願いします。

 

 

（高田）皆さん、こんにちは！　高田 朋枝です。来月のイベントでは、取手グリーンスポーツセンターで皆さんとお会いできるのをとても楽しみにしています。講演会では元選手の立場から山口選手にたくさん質問して、選手同士ならではの話も聞いてしまいます！

（山口）皆さん、こんにちは！　山口 凌河です。取手グリーンスポーツセンターでお話をさせて頂けるのをとても嬉しく思います。当日はゴールボール体験会もあるので、現役選手ならではの迫力あるプレーもお見せします！

（高田）早速だけど、山口さんは、取手市出身なんだよね。取手ってどんな街なの？

（山口）僕は、子どもの頃からずっと取手で育ちました。取手市は、キャッチコピーの「ほどよく絶妙とりで」にもあるとおり、暮らすにも、働くにも、学ぶにも、遊ぶにも丁度よい街です。東京にも簡単に出られる距離にあって、茨城県の玄関口に当たります。住んでいる人たちは、みんな暖かくて親切ですね。それから、とにかく米や野菜がおいしいです！

（高田）わぁ。取手に行くのがますます楽しみになってきたよ。今回、講演会をする取手グリーンスポーツセンターでも練習してたのかな？

（山口）はい。最初は、ママさんバレーをしている母に付いてグリスポに行っていました。小学生になってからは、よくプールで泳ぎました。高校生や大学生になってからは、トレーニングルームでもお世話になりました。スタッフの方たちが、いつも元気よく声をかけてくれて、気持ちよくトレーニングさせて頂いたのを覚えています。

（高田）ところで、今回の講演会のサブタイトルは、「みんな、違う。だから、強い。」だけど、どんな話を聞かせてもらえるのかな？

（山口）僕は病気で突然視力を失い、それまで当たり前にできていたことができなくなりました。辛い思いもしましたが、ゴールボールと出会い、ポジティブな思考で様々な壁を乗り越えてきました。障がい者と聞くと特別な人と思うかもしれませんが、ちょっとだけ違う部分があるだけです。

（高田）そうだね。音声ソフトを使えば、私たちもパソコンの文章が読めるし、点字ブロックや少しの介助があれば、初めての場所でも電車に乗って一人で遠くまでいくこともできる。一方で、視力が制限されている代わりに、音を聞き分ける力や、空間をイメージする力は、すごく研ぎ澄まされている。

（山口）こうした力のおかげで、ゴールボールでは、視覚で判断する人にはできないようなスーパープレーが生まれることもあります。まわりとちょっと違う能力のある人が、その力を活かして活躍する。学校や会社など、普段の生活の中でも同じことが言えるのではないかと思います。誰だって、周りと違う自分だけの能力がある。僕たちのように障がいのある人たちも、それぞれの能力を活かして活躍できる社会があたりまえになって欲しいです。

（高田）それでは、今日はこのあたりで。続きは、講演会本番をお楽しみに！！！

（山口）当日、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています！！！

 

山口選手、高田さん、今日はありがとうございました。イベント当日に、取手グリーンスポーツセンターでお会いできるのを楽しみにしています。

 

追加出演者のお知らせ

「山口凌河選手講演会・ゴールボール体験会」に、高橋利恵子選手（関彰商事、ゴールボール／パラリンピアン）の出演が決定しました。

 

【イベント情報】

山口凌河選手講演会・ゴールボール体験会

～みんな、違う。だから、強い。～

講演者：山口凌河選手（関彰商事、ゴールボール／パラリンピアン）

聞き手：高田朋枝氏（ゴールボール／パラリンピアン）

日時：2024年10月6日（日）

13:45 開場

14:00 ゴールボール体験会

15:00 山口凌河選手講演会

16:00 閉会

場所：取手グリーンスポーツセンター第一体育室

料金：無料

申し込み：講演会に参加ご希望の方は、当日会場に直接お越しください。ゴールボール体験会の申し込み期間は、9月29日まで延長（ただし、定員に達し次第締め切り）とさせて頂いております。ゴールボール体験会の、当日ご見学も可能です。